家島は兵庫県姫路市の沖合約20km、約40の島々で構成される家島諸島の中心の島です。ここは兵庫と香川の間にあり、良質な魚が獲れることから、古くから漁業が盛んです。家島は漁業が中心の島であることは間違いないですが、瀬戸内海国立公園にも指定されていること、姫路から約30分ほどで行けることから、現在では日帰り観光でも人気の場所です。
島を訪れるとわかりますが、離島にありがちな昔ながらの町並みが残っている、というわけではありません。港には漁船が並び、家は町にあるようなものであり、造船のためのクレーンもあったりします。と思ったら急に昔懐かしい裏道が現れるなど、新しいものと古いものが混在するのが家島の特徴といえるでしょう。島ではレンタサイクルを借りることもできるので、自転車で島を探検するのもいいかもしれませんね。島には菅原道真にゆかりのある家島神社や、瀬戸内海を一望できるスポット「家島十景」など、散策する場所が沢山あります。
 

自転車に乗って島を散策したらおなかが減ってくるかもしれません。その時は家島で獲れた新鮮な魚を食べてみましょう。生きたままさばいた魚を刺身にして食べたり、豪快に鍋料理にしたりと、様々な魚料理を食べることができます。