神戸

江戸時代末期に開港した神戸は、諸外国の影響を受けて発展していきました。そのため街は異国情緒にあふれ、日本の他の街にはない独特の雰囲気があります。海側には神戸のランドマークである神戸ポートタワーや神戸ハーバーランドがあり、買い物や食事を楽しむことができます。反対に山側に行くと、異国情緒あふれる異人館街や六甲山があり、神戸の景色を一望することができます。
 

特に異人館街は観光におすすめのスポットです。明治時代から昭和初期にかけ、日本の主たる貿易港であった神戸には多くの外国人が住んでいました。彼らの多くは北野という地区に居住地を建て、多い時は約200棟建っていたといわれています。しかし太平洋戦争によるアメリカ軍の空襲や、1960~70年代の都市開発によって多くが取り壊されてしまいました。
地元の住民や商業者の異人館の保存、活用運動が始まりました。また国の文化財保護法によって異人館が保護指定されたこともこの運動を後押しすることになりました。異人館の保護はもちろんのこと、レストラン、カフェなどを誘致してこの一帯を観光地化していきました。現在では多くの人が訪れる神戸で人気の観光スポットとなっています。
 

今までご紹介してきた神戸異人館は、ヨーロッパからやってきた人たちが建てた邸宅跡を観光地化したものでした。もう一つ神戸には多くの外国人からなる地区があります。それが横浜、長崎に並ぶ日本三大中華街である神戸南京町です。
 

街には中華レストランや屋台、中華食材を取り扱う店が並んでいます。ここでのおすすめはもちろん食べ歩き。ここには日本の豚まんの元祖であるお店や、最高に美味しい角煮まんなど、食べ歩きにはもってこいです。街自体の中華風の街並みとなっているので、ぶらぶら散歩するのもいいですね。ただしゴミは必ず持ち帰るか、食べ物を買った店で捨てるようにしてくださいね。
 

 
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