豊島

直島からフェリーで30分ほど、直島と小豆島のちょうど中間に位置する島が豊島です。

豊かな水資源と肥沃な土地のおかげから酪農業が盛んであり、また良質な岩石もとれることから、採石業も行われています。また島の中央の檀山の上から瀬戸内海を一望でき、まさに「豊かな島」といえるでしょう。
しかし1970年代に不幸が訪れます。大量の産業廃棄物不法投棄が露見したからです。後に豊島事件といわれるこの事件は、「豊かな島」を「ゴミの島」に変えてしまいました。問題発覚後、住民達による長きにわたる闘争の甲斐あって、撤去作業が行われるようになりましたが、未だにこの問題はくすぶっています。
負の側面がある豊島ですが、現在はアートの島として注目されています。新しい芸術作品と、古くから残る美しい自然の融合によって、豊島は今生まれ変わろうとしているのです。
豊島に着いたら、自転車を借りてみましょう。しばらく漕いでいるうちに見えてくるのが豊島美術館です。アーティストの内藤礼と建築家西沢立衛が作ったこの美術館は、一度入ると別世界に迷い込んだ感じになります。コンクリートに囲まれた半地下室を歩いていると、自分の足音や自然の音がこだまし、自分と自然が一体となる気持ちになります。

ほかにも豊島にはアート、特に屋外展示されている作品が多くあります。自転車で1時間半で周ることができますので、のんびりサイクリングしながら作品巡りしてみてはいかがでしょうか。
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